みなさん裾上げのハギレ、どうしてますか?
もし捨ててるのあれば、一針に売ってくれませんか?

一針では“すそ”を利用した作品をつくっています。
その材料になるすそはどこから集めてくるのでしょう。

– 答え –
店主が自らジーンズショップに行き
「捨ててしまうすそがあったら譲っていただけませんか?」とお願いして集める。
です。
(協力してくれるショップが送ってくれているものも、少しあります。)

仕事として始めた当初は何とか制作に必要な量を確保できていましたが、
近年の裾業界はたいへん厳しい状況がつづいており、充分な量を集めるのが難しくなってきました。

「ジーンズショップと提携して、貯まったら送ってもらうなり、取りに行けば?」
・ショップにメリットがないと、そこまで手間をかけてくれません。

「じゃあお金を払って買い取れば?」
・【すそはお客さんの物】であり、それでお金をもらうのは問題があるそうです。

「ジーンズショップのレジ横に回収ボックスを置いてもらえないかな?」
・回収ボックスを置くスペースや、説明、管理など、意外と継続するのは難しそう。

「お直し屋さんに行けば、もらえるのでは?」
・すそはお直し屋さんには貯めず、ジーンズと一緒に返すそうです。

「もうすそはやめて、古着のジーパンを安く仕入れたら?」
・新品のすそで作る事に意味があるのです。

すそが潤沢にあれば、いろいろな制約がなくなり
もっと制作に自由度が広がります。
 
 
そもそもジーンズショップでは、すそをどうしているのでしょうか?
使い道として1番多いのは、新人スタッフのすそ上げ練習でしょう。

それも使う数は知れているので、おそらく99%捨てていると思われます。
各ブランドがこだわりをもってダメージ加工やステッチをほどこした、デザイン製が面白い部分なのに。
 
 
裾業界にいると、すそ集めにちょうど良い店が少ないことに気が付きます。

個人経営の小さなジーンズショップだと、
譲るほど量はでないうえにリペアに使ったりするので、ほとんどもらえません。

大きなチェーン店になると、
購入したジーンズのすそ以外は渡してはいけない決まりがあるようで、もらえません。
(譲っていただける優しいチェーン店もございます。)

チェーン店ではない、ある程度の規模のショップが、すそ集めには最適ですが、
これがほとんど残っていません。
 
 
説明が長くなりましたが、とにかく、深刻なすそ不足です。
みなさまのご協力をお願いいたします。
 
 
*現在のすそレート*
W 22cm × H 11cm = 25円で買取します

・上記は目安です。
・店主の独断で多少変動します。
・珍しい生地(ヒッコリー/コーデュロイ/カラー)は高くなります。
・最短5cmから買取します。
・ストレッチも、物によって買取します。
・1度履いたもの、極端に薄いものは買取できません。
・基本的には一針の店舗に持ち込みでお願いいたします。
・郵送でも受け付けますが事前に相談が必要です。

2014.03.01 土曜日 - Comments(0)